今の包装を考えよう

専門家などの調査によると、実際に私たちが海辺や海洋に浮遊する目に見えるプラスチックごみは、海洋に流れ込んだプラスチックごみのほんの1割程度にすぎず、実際に海洋に存在するプラスチックゴミの9割ほどは、目には見えない海底に沈み込んでいるのではないかなどと考えられているようです。海底ではプラスチックを劣化させるために必要とされる太陽の光がほとんど届かないことから、プラスチックごみはプラスチックとしての形状を保ちながら海底に蓄積されていくと言ったような状況が考えられているようです。日本国内では、2020年7月1日よりプラスチック製のレジ袋の有料化が始まり、プラスチック製品が及ぼす地球環境への懸念を政策をもって注意喚起しております。最近ではスナック菓子の個包装に対して、その過剰包装を問題視する学生たちの姿などが、各メディアを通じて配信されておりますが、地球環境の保全を考えるなかでは、さらに多くの人々がプラスチック製品に関する興味を抱く必要性があるのではないでしょうか。

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