SP包装(ヒート)について

薬の包装に使われるPTP包装に加え、SP包装が使われることもあります。Strip Packageの略になっており、アルミ・プラスチックなどの材料で錠剤を挟み込み、周りを接着していることが特徴です。PTP包装に比べて、凹凸の面が少なくなっているため、破れることは少なくなっています。また、粉薬が入っているもの(1回分ずつに分けられている)は、携帯するのも便利で、いちいち粉薬の量を測って飲む必要もありません。また、1回ずつの使い切りとして使用できるために衛生的な使用が可能になっています。薬剤師の間では、このような包装を「ヒート」と呼ぶこともあるそうです。熱で接着するヒートシールからきている名前のようですが、こちらは薬剤師以外の人には一般的ではありませんので、名前を使う場合には注意が必要になります。

SP包装(ヒート)について
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