食品包装に使用されているプラスチック容器の素材は、代表的なものとして5種類と言われています。具体的には、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、フィラー入りポリプ口ピレン(PPF)、非結晶ポリエチレンテレフタレート(A-PET)、ポリ乳酸(PLA)」の五つです。
なかでも、透明性を活かして蓋材などに使用されている二軸延伸ポリスチレン容器(OPS)、冷凍食品のトレーなど使われている乳白色の耐衝撃性ポリスチレン容器(HIPS)などは身近なものとなっています。
さらにポリスチレン容器には、各種トレーやカップなど幅広く使用されている発泡スチロール容器(PSP)もあり、白く軽いうえ熱も伝わりにくいとあってカップラーメンなどに幅広く使用されています。そのほかプラスチック容器には、ポリプロピレン容器、PET容器、発泡プラスチック容器、バイオマスプラスチック容器なども流通しています。
発泡スチロール容器は食品容器の代表格