必要性を考える

先日、病院に行く際に、お見舞いの品を持ち、親戚のお見舞いに出かけました。そんな時、皆さんも、病院などにお見舞いに行く時には、果物や花束を購入する事があるのではないかと思います。そんな場面で、お見舞い品にリボンをあしらったり、キレイな包装を施す事は、見舞う相手の気持ちも癒す効果が、包装の役割として考えられています。もちろん、包装する事でお見舞いをする側が、品物を運びやすくなり、運んでいる最中の思わぬ接触などで中の商品が痛んだり、傷つかないようにといった配慮があるとも言えます。包装には多くの豊かな役割があり、私達が常日頃から、包装技術などに感謝するべき事は数多くあります。その1つに、運びやすくなる、運搬しやすくなるといった包装の機能があります。例えば、いくつもの数量が多いものをまとめる、そういった事も包装が可能にしてくれます。みかんを30個もつようにと言われても、30個を同時に持ち歩く事は、困難ですが、風呂敷一枚、ビニール袋一枚、紙袋一枚、段ボール一枚などあれば、1人で30個のみかんを運ぶ事が可能となります。包装は、私たちの暮らしの中で、様々な役割を担い、私達の営みを豊かに便利にしてくれています。もし、皆さんがコンビニエンスストアで、ガム1つを購入し、レジで支払いをした後に、商品とビニール袋が一枚付いてくるとしたら・・・、そのビニール袋は本当に必要な包装であるのかどうか、包装の原点に立ち返って考える必要があるのではないかと考えます。

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