包装の意味

過剰包装などといって、昨今、プラスチックごみの海域の汚染が問題となっていますが、そもそも皆さんは、包装について考えた事はありますか?コンビニに行って、1つガムやあめを買っただけでも、ビニール袋に入れてくれるサービスは当たり前の日本社会となっていますが、ガムやあめの入ったビニール袋を皆さんは、どのように処分したり、再利用していますか?その姿を、近所のコンビニエンスストアなどで、観察していると、レジで会計を済ませたとたんに、コンビニの出入り口のゴミ箱にストレートに捨ててしまう姿も目立ちました。ものの1、2秒間の間だけ、ガムやあめを包む、包装として利用されたコンビニのビニール袋は、レジの会計を済ませたとたんにゴミ箱行きなのです。そんな現実に廃棄される小さなコンビニの袋が、ごみ問題となり、地球の生命体としての存在をも脅かす公害へとつながっていると考えた事はありますか?経済成長と大量消費は、大量のごみも生み続けています。包装は、そもそも捨てられるために、商品を包んでいた訳ではありません。「包装」についての本来あるべき姿を考える事で、ごみは減らせるのではないかと考えています。

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